コロラドでのマイナーな生活
コロラド・ロッキーズの3Aに属するコロラドスプリングス・スカイソックスでのインターン生活。
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マイノリティの戦い
先週土曜日のパドレス対メッツ戦で物議をかもし出す発言があった。

"Who is the girl in the dugout, with the long hair? What's going on here? You have got to be kidding me. Only player personnel in the dugout." He went on, "I won't say that women belong in the kitchen, but they don't belong in the dugout."

発言の主は、Keith Hernandez。オールスター出場5回、MVP1回(1979)などの輝かしい成績を残した名一塁手だ。
さらに悪いことに、この発言はTVで放映されていた。

2回にホームランを打ったパドレスのMike Piazzaがハイファイブを女性とするのを見た際の発言だ。彼女は
Kelly Calabrese(33歳)。2年間パドレスでパートタイムのマッサージセラピストとして勤め、2004年からフルタイムポジションに就いている。(注:いろいろな記事があり、いつからフルタイムになったかはあいまいな情報が錯綜している)トレーニングスタッフとしてメジャーリーグで雇われた初めてのそして唯一の女性である。

大学レベルでは女性トレーナーは一般的であるのに対して、プロレベルではほとんど女性トレーナーがいないそうだ。プロスポーツとして成功しているのが大概男性スポーツということもあり、体を触るトレーナーという職業柄で止むを得ない事情もあるのだろう。

やはりプロスポーツ界はまだまだ男性社会色が強い。そんな中でKelly Calabreseのように差別や偏見と戦いながらがんばっている女性には敬意を表する。もちろん、アメリカスポーツの中で日本人というアイデンティティを持つ私はスーパーマイノリティ(少数派)である。偏見がないとはとても言えない。彼女を見習い、これからも厳しい風当たりに負けずがんばりたい。


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テーマ:MLB - ジャンル:スポーツ

マーチマッドネスとWBC
僕がMarch MadnessのFinal 4に予想したのはDuke, Gonzaga,UConn,BCの4校だった。UConnこそかろうじてOTで勝利したが、 他の3チームは優勝候補筆頭だったJJ Redick率いるDuke、個人的に一番応援していたBC、Adam Morrison率いるGonzagaが全てElite 8(ベスト8)に進むことなく早くも敗退してしまった。

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負けたチームのダンクを軽々決める巨人達が頭を抱え大泣きしている。勝ったチームは子供のように喜びを表現する。このように選手のみならず観客もTV視聴者も感情移入できる理由は明白だ。このマーチマッドネスが真の大学チャンピオンを決める戦いであることを誰もが知っているからだ。2500以上もの大学から選抜された65チーム。推薦や開催国出場権、前回優勝などの客観的だったり曖昧で不公平感のある選抜方法でなく、純粋にそのシーズンの成績で出場が決まる。

1度負けたらもう次はないというNCAAトーナメントと、選抜方法も組み合わせ方法も不透明で5勝3敗の成績で優勝できるWBC。根本にある問題は競技人口であろう。野球が盛んな国はそう多くない。野球は道具にお金がかかるほか、1人ではなかなかいい練習ができない。これは野球というスポーツの性質上なかなか解決できる問題ではないが、経済的に豊かで基盤のしっかりしたアメリカ・日本を筆頭に今後世界の野球競技人口の拡大に尽力していただきたい。
そういうビジョンがあれば数十年後のWBCはもっと成功する大きな大会になるのではないだろうか?

テーマ:ワールド・ベースボール・クラシック - ジャンル:スポーツ

マーチマッドネス
創設100年をむかえたNCAA(全 米大学体育協会)に所属するアメリカの大学は1,250校以上もある。数あるカレッジスポーツの中でも、主に6つの主要NCAAコンファレンス(ACC,Big East, Big Ten, Big 12, Pac-10, SEC)から構成される、NCAA男子バスケットボールディビジョンⅠの王者決定戦トーナメントのことを通称March Madness(マーチマッドネス)といいます。毎年3月に約2-3週間かけて選抜された男子65校・女子64校がFinal Four(ファイナルフォー)、そして優勝を目指し戦います。1939年に8チームのトーナメントで始まりましたが、今では結果を予想して楽しむのがアメリカでは慣例となっている熱狂的なイベントです。

当然スカイソックスのオフィスも例外ではないです。参加希望者は5ドルを払い、全てのゲームを予想します。僕が優勝候補にピックしたのはBoston College(通称:BC)。先日のACCの試合ではACCの得点記録を更新したJ.J. Redick率いるDukeに惜しくも1点差で敗れましたが、なにせBCは先月まで僕が住んでいた地元の人気チーム。期待が膨らみます。

今日の昼休み、5人で外食するとBCの一回戦が放送されてました。初戦はvsPacific。後半残り9秒で3点リードしていたが、まさかの3ポイントで追い付けれる。5分間のOver Time(延長戦)でPacificが6点もリードし、何度ももうだめだと思ったが、最後の4秒、2点差でフリースロー苦手なBCのスミスが奇跡的に2本とも成功させ追いつく。結果、2回目の延長でBC薄氷を踏むような勝利。そのほかにも一回戦から好ゲームが目白押しのNCAAトーナメント

このバスケの甲子園と言ってもいいマーチマッドネスは本当に真剣勝負。野球が大好きな僕でも同時期に行われているWBCより観ていて面白い。(今日メキシコの勝利で日本は準決勝に進出しましたけどね。)
ここからサインアップすれば無料でこのマーチマッドネスを観戦できるので、皆様もこの興奮を味わってください。
トリノオリンピック閉幕
トリノ冬季オリンピックが閉幕した。
正直な話、女子フィギア以外はあまりまじめに観ることはなかった。アメリカでは録画放送が多いのが一番の原因だ。人気の種目は特にプライムタイム(アメリカでは月~土曜の20:00~23:00、日曜19:00~23:00)に放送する。しっかり見た女子フィギア決勝でさえ、インターネットで既に結果を知っていた。

日本は荒川静香選手の金メダル1個という結果に終わった。トリノ冬季五輪日本選手団の遅塚研一団長は「最低の結果といえる。日本の国民に謝罪を申し上げる。」と話しているが、いったい何に対して謝罪しているのだろうか?強化費を含め日本選手団238人を送り込む税金の無駄使いに対してか?「国内で競争原理を導入し、戦う選手団にする。」とも話している。結果が大事という認識を持っているようだ。

結果はともかく日本選手の必死さや気合が伝わってこないと思っているのは僕だけでしょうか?そういうものがないとなかなか感動さえもできない。

ショートトラック女子は今回の代表の5人が全員引退する可能性もあるらしく後継者探しも大変だ。4年後のバンクーバーはどう変わっているか様々な面で期待より不安の方が多いです。

さて、荒川静香選手はコネチカット州で練習をしていたらしく、つい2週間ほど前に僕も担当してもらっているボストンのMさんに髪を切ってもらったそうだ。その際サインをもらったMさんは相当うらやましい。

女子フィギアの生中継は早朝6時~7時で視聴率31.8%。凄い数字だ。日頃からフィギアを観ている人がこんなにいるとは思えない。日本の人はよっぽど暇なんか?それとも日本人のお祭り体質か?いずれにしてもフィギアを含めウィンタースポーツの人気があがっていくことを願う。

ショートトラック男子500メートルで優勝したアポロ・オーノはここコロラドスプリングスに住んでいて、トレーニングも基本的にコロスプで行っている。地元のヒーローというところか?いつか練習を観にいこう。

皆さんはトリノオリンピックで何が一番印象に残りました?
僕は怪我の悪化でミッシェル・クワンが出場取り止める会見を行ったときの、
"This is sports, and this is beautiful."
という彼女の言葉に一番感動しました。

テーマ:トリノオリンピック - ジャンル:スポーツ

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